18日、スタディオ・オリンピコではローマ対レアル・マドリーのUEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド16が行われた。

ジネディーヌ・ジダンにとって、この試合は自身が監督として迎える初のCL。

レアル・マドリーは敵地で0-2と勝利するのだが、試合序盤はやや攻め手を欠く格好となった。ローマがしっかりとした守備組織を築き、マドリーの攻撃陣がバイタルエリアに進入するのを許さなかったのだ。

そうした戦い方もあって、前半のスコアは0-0だった。ローマは堅守からムハンマド・サラーがカウンターを狙うといったチャンスもあり善戦を見せ、マドリーは枠内シュートを打つことができなかった。

そんなマドリーに関して、『BT Sport』がこんなデータを伝えていた。

同メディアによれば、マドリーが前半のうちに枠内シュートを打つことができなかったのは、2011年5月以来およそ5年ぶりのことであったという。

マドリーがCLの前半で最後に枠内シュートを放つことができなかったのは、2010-11シーズンの準決勝バルセロナ戦の2ndレグ。これ以降マドリーは43試合連続で前半のうちに枠内シュートを打っていたのだが、この日のローマ戦では枠内にシュートを飛ばすことができなかった。

最終的にマドリーは19本のシュートを放ち、枠内シュート数は5本あった。後半に2点を奪い試合を2ndレグを楽なものにしたが、前半はやや苦戦していたようだ。

では、このゲームで生まれたゴールを振り返ってみよう。

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