『Daily Mail』は「マンチェスター・シティのナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョがインタビューに答えた」と報じた。
ナイジェリアの街イモで生まれたイヘアナチョは、2013年のU-17ワールドカップで大きな活躍をしたことで注目を集め、マンチェスター・シティに入団。
まだ契約前だった2014年のプレシーズンマッチにも出場して大きな話題になり、昨年は開幕戦でベンチ入りを果たすなど急速に飛躍を遂げた。
そして今季は既に公式戦21試合に出場して9ゴールを決めるなど、既にチームの重要な戦力となっている。
インタビューに答えた彼は以下のように話し、ナイジェリアで見ていたサッカーや教師だった母のことなどについて語った。
ケレチ・イヘアナチョ
「(貧しいエリアで育ち、家計には余裕がなかった)
我々はお金がなくてね。だいたい試合後にスコアを聞くだけだった。家にはテレビがなかったからね。
時々スペインリーグは見ていたよ。それは少し安かったんだ。だいたい30ナイラくらいだったかな。
しかし、プレミアリーグは50ナイラだったんだ。時々、お金を見つけたら見ていた。
それか、試合を映している場所に行って入れてくれるよう頼むか。もしくは後半にこっそり入って半分だけ支払うかだったね。
スペインのリーグを見ていたから、バルセロナのファンだった。ヤヤ・トゥレがバルサでプレーしていたのを見ていたね。
そして、今僕は彼とともにプレーしている。これは夢が実現するということだよね。
僕は僕自身であらなければならないけど、ヤヤはアフリカに大きな影響を与えているんだ。彼はアフリカで大きなことをした。そして、僕も同じようにそうできることを望んでいるよ」