『Telegraph』が伝えたスティーヴン・ジェラードのインタビューは大きな話題になった。
自身が昨年まで所属していたリヴァプールの監督ユルゲン・クロップ氏を絶賛するような内容で、尋常ではない信頼ぶりだったからだ。
スティーヴン・ジェラード
「(リヴァプールはキャピタルワンカップを優勝できる?)
私は出来ると信じているよ。大きな違いを作ることが出来る要素があるんだ。それは、ユルゲン・クロップさ。
選手として戦い、勝った決勝戦のことを思い出す。そこでは、やはり監督がとても重要だったんだ。
ジェラール・ウリエとフィル・トンプソン(当時アシスタント)はとても注意深かった。彼らが行うアプローチに対してね。トンプソンについては、大きな決勝戦でプレーし、そして勝ってきたという経験をもたらしてくれた。
ラファエル・ベニテスが引き継いだとき、我々はUEFAカップとリーガを勝ち取った経験を持つ監督を手にしたんだ。したがって、誰もが信頼して彼に任せた。
私が最も大事にしているメダルは、2012年のリーグカップだ。ケニー・ダルグリッシュとともに獲得したものだ。彼は私にとって、そして父にとってのヒーローなんだよ。
クロップの下で戦ってきたチームを見れば、リヴァプールは勝者を監督に任命したと確信できるんだ。
私は分かっているよ。彼はウェンブリーに行くこと、決勝戦であること、またその他の伝統による取るに足らないような問題に興味は持っていないだろう。
彼の強迫観念は、ウリエやベニテス、ダルグリッシュにもあったものだ。それはアンフィールドにトロフィーをもたらしてくれるはずだ。
リヴァプールの選手たちはクロップを見ているし、彼がいくつものタイトルに導いてくれる人だと信じているだろう」