15日に行われたCLのラウンド16、アトレティコ・マドリー対PSVの2ndレグは稀に見る接戦となった。
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— Champions League (@ChampionsLeague) 2016年3月15日
フィリップス・スタディオンで行われた1stレグをスコアレスドローで折り返した両チーム。こ2ndレグでも激しい攻防を繰り広げ、緊迫したゲームを展開した。
試合は0-0で決着がつかず延長戦に突入。しかしそれでもスコアが動かなかったため、120分を終えてPK戦に突入した。
大会の名称が現在のものになってから、アグリゲートスコア0-0のままPK戦に入るのは今回が初のケースである。一点も入っていなかっただけにどんなPK戦になるのか読めない状況だったのだが、これが意外な展開となる。
5人目を終えてなんと全員が成功。一人も外すことなく、サドンデスに進んだのだ。
Penalties
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— Champions League (@ChampionsLeague) 2016年3月15日
こうなればプレッシャーがかかるのは後攻のアトレティコだ。
アトレティコのGKヤン・オブラクはこのPK戦であまりタイミングが合っておらず、PSVの選手の方がどこかリラックスしてPKに臨めている気配すらあった。
そうなればホームのアトレティコに重圧がかかるのはある種当然のことで、ビセンテ・カルデロンのサポーターたちはどこか不安げな表情でその行方を見守っていた。
しかし、そんなPKの流れを変えてみせたのがディエゴ・シメオネ監督だった。