『ESPN』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、エヴァートン戦での失望について語った」と報じた。
エヴァートンとのアウェイゲームで2-0と勝利を収めたアーセナル。しかし、このところの不調を受けてファンの反感は高まっており、この試合でもヴェンゲル監督やオーナーのスタン・クロエンケに対する批判のバナーが出されていた。
ヴェンゲル監督は試合後に以下のように話し、精神的なサポートを受けられなかったことに失望していると語った。
アーセン・ヴェンゲル
「(優勝戦線に残りましたね?)
我々はまだそこにいる。それは自分たちの心の中にある。そうだ。数学的には可能性がある。
誰もがチームを支えてくれることを求めている。そして、我々にチャンスを与えて欲しい。我々は戦いの準備が出来ている。そして、今日見せたようなこのパフォーマンスやクオリティを維持していくために」
「(オーナーのスタン・クロエンケに『出て行け』というバナーが出されていた。数人の選手にもファンや専門家によって批判されていた)
私は正直に言わなければいけない。非常に失望したと。なぜなら、チームは精神的にサポートを受けられなかったからだ。
このチームはとても傑出している。そして、このグループはトップクラスにある、従って、彼らには報われて欲しいのだ。
我々は難しい時間を経験した。しかし、その期間には、非常に難しいスケジュールがあったと言わなければならないのだ。そして、我々は助けられなかった」
「(怪我で離脱したフラミニ以外、バルセロナ戦を踏襲したね?)
これは、バルセロナ戦で見せた我々のパフォーマンスを継続させるものだった。そして、今日、我々はそれによってゴールをあげた。私は、我々のパフォーマンスがトップクラスであったと思っている。
後半には、我々の足は少し止まってしまった。私はハーフタイムに『我々は前に出る必要がある』と知っていた。
なぜなら、選手たちはバルセロナ戦で皆身体的に100%だったからだ。しかし、後半はすこし難しくなってしまった。
ただ、精神的にはチームはうまく反応していたと思うよ」