『El Pais』は「マンチェスター・ユナイテッドは、2月にジョゼ・モウリーニョ氏と予備契約を結んでいた」と報じた。
昨年チェルシーの監督を解任された後はフリーエージェントとなっているジョゼ・モウリーニョ。現場に戻りたいという意思は見せているものの、今のところは公式の動きはない。
しかし、『El Pais』が接触した関係筋によれば、ジョゼ・モウリーニョとマンチェスター・ユナイテッドは既に予備的な契約を結んでいるという。
この筋はジョゼ・モウリーニョの代理人を務めるジョルジュ・メンデスを中心とするGestifuteに近いものだとのこと。
彼らは2月に『2016年5月1日までにマンチェスター・ユナイテッドの監督として契約し、1000万ポンド(およそ16.2億円)の給与に合意する』という約束をしており、もしそれが不可能になった場合はモウリーニョ側に500万ポンド(およそ8.1億円)を支払うという条項が加わっているという。
ルイス・ファン・ハール氏の契約は2017年まで。よって、彼を解任しなかった場合ユナイテッドは500万ポンドを支出しなければならないということらしい。
ただ、『El Pais』の記名を見れば、この記事を書いたのはディエゴ・トーレスである。モウリーニョの自伝『The Special One: The Dark Side of Jose Mourinho』の著者であり、近しい人物だ。
つまり、完全なる特ダネか、あるいは何らかの意図を持った報道か・・・という推測もできる。