ベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)から今季、J2水戸ホーリーホックに期限付き移籍で加入したベトナム代表FWグエン・コン・フォン(21歳)にベトナムフットボールダイジェストが独占インタビューを行った。
母国で「ベトナムのメッシ」の異名をとる期待の星は、インタビューの中で終始、謙虚な姿勢を崩さなかったが、その眼差しからは確かな自信が感じられた。
--オフの日は、よく何をしていますか?
部屋で音楽を聴いたり、水戸の街を散策したりしています。
--水戸はどんな街ですか?
思ったより人が少なくて、ちょっとプレイク市(HAGLの本拠地)を思い出します。
--怪我の回復具合はどうですか?
いまのところ順調に回復しています。
--別メニューで調整を続けていますが、通常メニューへの復帰はいつ頃を目途にしていますか?
あと半月ぐらい。(※インタビューは3月14日)3月末には通常のチーム練習に合流できると思います。
--チームメイトとはどうやってコミュニケーションしていますか?
英語と少しだけ日本語でも話しています。
--日本語の勉強は順調ですか?
日本語は難しいです。
--どこで勉強していますか?
自分で勉強しています。
--なにか日本語でしゃべってみて。
こんにちは、元気ですか?何歳ですか?
--(笑)Tôi 34tuổi.Tôi sống ở Sài Gòn khoảng 10năm rồi.Tiếng Việt cũng rất khó.Đặc biệt là phát âm.(私は34歳です。10年ぐらいサイゴンに住んでいます。ベトナム語も難しいですよ。特に発音が)
--同時期に日本に移籍してきたグエン・トゥアン・アイン選手(横浜FC)とは、よく連絡を取り合っていますか?
よくViber(バイバー:インターネット電話)で話していますよ。
--U-19やU-23で日本代表と対戦した経験がありますが、自分のこの武器は通用するなと思うものは何ですか?逆に足りないと思うものは?
U-19やU-23とはまたレベルが異なるので、まだはっきりとは言えないです。まだこちらの環境に完全に馴染んでいるわけではないので、まずはそこからだと思います。
--今オフにHAGLから君の他にグエン・トゥアン・アイン選手とルオン・スアン・チュオン選手が国外移籍を果たしましたが、いつから国外移籍を考えていましたか?
HAGLアーセナルJMGアカデミーに入団してからずっと国外でプレーするのが夢でした。アフリカのマリに遠征したことがあるのですが、それ以降はその気持ちがより強くなりました。
--日本を選んだ理由は?
まずは国外に出てみたかったということ。日本のサッカーはかなり発展しているし、取り巻く環境も良いですから、自分にとって良いチャンスだと思い、日本移籍を決めました。
--日本人選手で好きなプレーヤーはいますか?
香川選手です。
--日本で対戦してみたい相手は?
元チームメイトのトゥアン・アインがいる横浜FCと対戦したいです。