24日に行われた2018年のワールドカップアジア2予選に、一つの面白いデータがあることがわかった。
それは、「ホームチームが全て勝利している」というものだ。
24日の2018年 ワールドカップアジア2予選 試合結果
オーストラリア 7 - 0 タジキスタン
日本 5 - 0 アフガニスタン
韓国 1 - 0 レバノン
中国 4 - 0 モルジブ
ベトナム 4 - 1 台湾
ヨルダン 8 - 0 バングラデシュ
ウズベキスタン 1 - 0 フィリピン
イラク 2 - 2 タイ (会場:テヘラン)
イラン 4 - 0 インド
UAE 2 - 0 パレスチナ
オマーン 1 - 0 グアム
バーレーン 3 - 0 イエメン
カタール 2 - 0 香港
シリア 6 - 0 カンボジア
サウジアラビア 2 - 0 マレーシア
「ん?イラクとタイが引き分けとるやんけ、Qoly編集部ミスったな」と思うかも知れないが、この試合は中立地のテヘラン(イラン)で開催されているのだ。
しかも、14試合を通じてアウェイ側の得点は僅かに1というほどホーム側の強さが目立っている。
サッカーの試合ではホームアドバンテージがあると言われている。日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督も「アウェイの試合で何か違うものを学ばないといけない」「長い距離を移動し、政情不安な国々でも試合をする」とアウェイの厳しさを語っている。
しかし、ここまでの偏りがあることは珍しいのもまた事実。実際、続いて行われた29日のアジア予選ではトルクメニスタンなどアウェー側チームが複数勝利している。
ちなみに、写真はオーストラリア対タジキスタンのもの。
7得点でオーストラリアが圧勝したが、アデレード・オーバルには35,439名のファンが詰めかけた。サッカー文化のないと言われているオーストラリアでもこれだけのサポーターが応援をするのだ。