建築家のザハ・ハディド氏がマイアミの病院で心臓発作のため亡くなった。65歳だった。
バグダッドで生まれたザハ氏は、2004年に女性で初めて建築のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞した伝説的建築家。デザインが余りにも斬新すぎるためコンペでは勝ってもそれが実現されないこともあり「アンビルトの女王」の異名をとった。
新・国立競技場についても2012年にザハ氏のデザインが採択されたものの、総工費が2500億円と膨れ上がったことから批判を呼び白紙撤回になっていた。
日本ではニール・バレット青山店のデザインを手掛けている。