30日、『Mirror』は評論家を務めている元ウェールズ代表MFロビー・サヴェージのコラムを掲載した。

かつてレスター・シティやブラックバーン、ダービー・カウンティなどでプレーしたサヴェージ。ユース時代はマンチェスター・ユナイテッドで育成された経験を持ち、現役の頃からギャリー・ネヴィルとは旧知の仲だ。

そのネヴィルは先日からバレンシアの監督を解任されるのではないかと噂され、そしてついに昨日それが正式に決まった。

サヴェージは彼に対して以下のようにコラムを書いており、もし評論家に戻るならば、また辛らつな言葉を発しなきゃならないなと語っている。

ロビー・サヴェージ

「もし彼がバレンシアで短命に終わったとすれば、監督というのは簡単に成功できるものではないということさ。

彼はプレミアリーグで最高のサイドバックとして力を見せてきたにしても――ロイ・ホジソンの右腕としてイングランド代表にかかわっていたとしても――あれほどに辛辣な評論家であったとしても、魔法の杖は持っていないんだよ」

「ギャリー・ネヴィルはバレンシアでの成績が良くないものであったことを受け入れるだろう。

しかし、それは次の仕事において成功したいという野心を一層激しくするだけのものだよ。彼は、これまでトライしたことの全てで頂点に立ってきた男だ。従って、彼は排除されることはない。

ただ、もし彼が評論家の仕事に戻るのであれば、アーセン・ヴェンゲルの戦術はナイーブだ!といって解任を求めるくらいのことは言わなきゃいけないね! 監督業で人生を試した後であってもね」

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