“クロップダービー”として注目を集めたUEFAヨーロッパリーグの準々決勝1stレグ。

ジグナル・イドゥナ・パルクでの試合はディヴォック・オリギのゴールでリヴァプールが先制するも、後半にドルトムントDFマッツ・フメルスが振り出しに戻し1-1で終了した。

最終ラインに入りながらも積極的にボールに触り、チームで2番目となる92本のパスを通したフメルス。

そのビルドアップ能力がひと目で分かるプレーがこちら。

1-1で迎えた後半、ハーフウェーラインの少し手前でボールを持つと、前線でゴンサロ・カストロが斜め方向に動き出すのを確認し、右足を振りぬきピンポイントで通してみせたのだ。

デヤン・ロヴレンの背後にはわずかなスペースしかなかったのだが…バックスピンをかけた優しいパスを送り、見事チャンスを繋げた。

このキックを別方向から見てみると…

なんとアウトフロントでのキック!

これだけキックの種類を持ったセンターバックが世界にどれだけいるだろうか?その攻撃的なセンスからフランツ・ベッケンバウアーとも比較されることのあるフメルスだが、恩師クロップの前でハイレベルなプレーを見せた。

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