MLS、LAギャラクシーは敵地でのヒューストン・ダイナモ戦に4-1で勝利した。

チーム3点目となるゴールは、スティーヴン・ジェラードのロングフィードからジオバニ・ドス・サントスが奪うという形だった。

見事なロングパスで得点を演出したジェラードは、この試合でひとりだけ右袖に喪章を巻いてプレーしていた。というのも、この日は「ヒルズボロの悲劇」からちょうど27年目となる日。ジェラード自身も従兄弟をこの事故で亡くしている。

試合後にはこう思いを述べていた。

スティーヴン・ジェラード(LAギャラクシー)

「自分にとっては非常に感情的な日だった。今日は母国ではヒルズボロの日だから。

母国の全ての人達に敬意を払い、リスペクトを示すためにアームバンドを着けられるか、レフェリーに聞いたんだ。

今日はエモーショナルな夜だった。それが、この勝ち点3をさらに特別なものにする理由だよ」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介