『Evening Standard』は「チェルシーのフース・ヒディンク監督は、ベルギー代表MFエデン・アザールの復活に必要なものを語った」と報じた。
昨季チェルシーを優勝に導き、PFA(プロサッカー選手協会)による年間最優秀選手賞に輝いたアザール。
しかし、今季はそれとは一転不調に陥り、それは終盤に至っても戻っていない。その状況もあってかレアル・マドリーへの移籍話も流れるなど不安定な報道があり、このところは怪我にも悩まされている。
チームを率いるヒディンク監督は以下のように話し、アザールはまず過去と未来のことを忘れるべきだと語った。
フース・ヒディンク
「(エデン・アザールの調子がなかなか戻りませんね?)
今、彼は子供のようにプレーしようと試みる必要がある。復活するためにはね。
それは常に最高のものだ。何にトライするか、どうプレーするか。今何をやっているかだけを考える。過去に何があったか、これから何があるかは関係なくね。
戻るべきだ。そしてプレーしようとすべきだ。子供のようにね。
昨年の全ては美しかったし、今年の全ては彼にとって暗いものになっている。そのコントラストは極めて大きい。
通常、美しいシーズンを過ごせるものであるが、それからこのような時を迎えてしまうのは難しいものだ。しかし、彼が経験しているものは、それほど劇的なものではない」