佳境を迎えている欧州各リーグ。英2部42節、プレストン・ノース・エンド対MKドンズ戦では驚きの出来事があった。
PHOTO: Striker Alex Revell keeps out a penalty in #mkdons eventful 1-1 draw at Deepdale... #PNEvMKD pic.twitter.com/mLM8OL6qmV
— MK Dons FC (@MKDonsFC) 2016年4月16日
後半36分、ドンズはGKコーディ・クロッパーが一発レッドカードで退場になってしまったが、この時点で既に交代枠を使い切っていた。
そのため急遽代役GKを任されたのは途中投入されていたFWのアレックス・ラヴェルだったのだが…。
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なんとラヴェルは相手FWジョー・ガーナーのPKを見事セーブ!もし決められていれば勝ち越されていただけに、まさにチームを救うビッグプレーであった。結局、試合はこのまま1-1の引き分けで終了。ドンズはラヴェルの活躍で勝ち点1を手にしている。
残り4試合となった現時点で、ドンズは降格圏内の22位。21位のロザラム・ユナイテッドとの勝ち点差は9あり、厳しい状況に変わりないが価値ある勝ち点1であった。
試合後、プレストンのサイモン・グレイスン監督は「あのPK失敗は後半のパフォーマンスを要約したものだろう。ジョーがミスするんじゃないかと感じていた。選手のなかには、鏡で自分自身を見直す必要がある者もいる」とこぼしていたそう。
なお、この2月にドンズへ加わったラヴェルは31歳。190cmを越える長身FWで、ロザラム時代にはチームの2部昇格に貢献するスーパーゴールを決めた選手だ。