2011年に薬物違反で処罰されたコロ・トゥレは・・・
Kolo explains the biggest problem with doping pic.twitter.com/Om5kjdKfr1 #KoloToure #Sakho
— Wio (@ColoWio) 2016年4月24日
マンチェスター・シティに所属していた2011年、奇しくも今リヴァプールに所属しているコロ・トゥレが全く同じ形で薬物テストに引っかかった。妻から渡されたというその薬が、ファットバーナーだった。
コロ・トゥレはその違反を認めると共に、使用の背後にある理由を説明し、処分の軽減を図った。その結果、通常は2年の禁止になるところが6ヶ月で収まっている。
その理由は、コロ・トゥレは錠剤に関するチェックが不十分であったことを認める一方で、故障からの復帰に向けて苦しんでいたという状況から、情状酌量の余地があると結論づけたためである。
ドーピングテストはどんな頻度で行われている?
Leading Russian judokas failed a doping test at meldonium # https://t.co/jywGVfQeJZ pic.twitter.com/RlHpqbL6nK
— ALBERT SHVED (@Albert_666_KHAN) 2016年4月5日
UEFAの公式サイトによれば、サッカーはどのようなスポーツよりも多くの薬物検査を行っており、2014年には3万1242回のテストが実施されたという。
そのうち、UEFA自体が他との関連において行ったテストは2318回。欧州諸国のアンチドーピング期間と連携を取り、情報を共有して動いている。
サコの問題については、3月17日に行われたヨーロッパリーグ、マンチェスター・ユナイテッド戦の後に行われたテストで判明したものだ。
UEFAヨーロッパリーグにおいては、昨シーズン147試合で検査を行い、588個の尿サンプル、31個の血液サンプルを採取している。
EUROではより厳しいものとなり、2008年大会から多くのテストを行っている。これまで2073個の尿サンプル、315個の血液サンプルを採取。2014-15シーズンだけで2388回の検査をした。
しかし、かなり進んだ現在のテストにおいても、尿に検出されない薬物などが存在するため、その違反の全てが発見されているとは言いがたい状況でもある。