27日、CLの準決勝1stレグでバイエルンを1-0と下したアトレティコ・マドリー。
ジョゼップ・グアルディオラ率いる強豪を相手にしてもクリーンシートを達成し、これでディエゴ・シメオネ監督は1シーズンのうちにレアル・マドリー、バルセロナ、バイエルンという3つのチームから勝利したことになる。
Atlético at home in the #UCL under Simeone. Look at the clean sheets! pic.twitter.com/omhZ1sjIVS
— Champions League (@ChampionsLeague) 2016年4月27日
評価をまた一段と上げたそんなシメオネ監督だが、この試合の少し前にある処分が下っていた。
先週末に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のマラガ戦での妨害行為により、残りの3試合の全てでベンチ入り禁止となりそうなのだ。
「選手の3試合出場停止」ならまだしも、「監督の3試合ベンチ入り禁止」はなかなか聞かない裁定である。首位バルセロナと勝ち点で並ぶチームとしても、残り全試合で指揮官を失うのはあまりにも痛い。
では、このゲームでシメオネ監督は何をしていたのだろうか?映像で見てみよう。
逆転での優勝を狙うアトレティコには、この日のマラガ戦でなんとしても勝ち点3が必要であった。
しかし0-0で迎えた前半アディショナルタイムにピンチを迎える。カウンターからリカルド・オルタに突破を許し、マラガにチャンスを作られたのだ。
結局このシーンは失点に繋がらなかったのだが、オルタがアトレティコ陣地に進入した際、タッチラインの方から突如違うボールが転がってくる…。