プレースピードが速い現代サッカーにおいて、瞬間瞬間のジャッジを下すのは難しいものになっている。
そんななか、プレミアリーグの主審が身に着けている“装備”について、『Dailymail』が伝えていた。
Meet Robo Ref! All these gizmos and gadgets, but Premier League refs keep getting it wrong https://t.co/kwTDoq5qGk pic.twitter.com/OZbGFzdNBi
— MailOnline Sport (@MailSport) 2016年4月23日
審判を助ける道具たちは、2ポンド(313円)のものから、2100ポンド(32.9万円)もするものまであるそうだ。
1.イヤホン
副審や第4審判からの情報を聞くことができる。スイスの『Phonak Communications』社製で、2番で紹介するマイクと合わせて280ポンド(4.3万円)ほど。
2.マイク
副審や第4審判との会話に使用。
3.ワイヤー
審判着の背中を通り、ヘッドセットとバッテリー(5番で紹介)をつないでいる。
4.ペン
自前で用意する。グラハム・ポールは鉛筆を使っていたし、ポール・ダーキンはBookie Pens(ミニボールペン?)を使っていた。
5.バッテリーとレシーバー
ヘッドセットにパワーを供給するもの。導入当初は電波障害が起きることもあったので、今では暗号化されている。フランスの『Adeunis』製で、価格は2100ポンド。
6.ポケット内のレッドカード
イエローとレッドを一緒のポケットに入れる審判もいるが、別々に分けている場合は、すぐにレッド(のみ)を取り出すことが出来る。プレミアリーグに審判着などを供給している『A&H International』では、どちらのカードも2ポンドで購入可能。
7.イエローカード
多くの審判はイエローカードの後ろに、ステッカーを貼っているので、警告を出した選手を書き留めることができる。ステッカーは毎試合後、貼りかえることも可能。