『FOX Sports』は「元オーストラリア代表DFのルーカス・ニールが、1月に英国で破産宣告を受けていた」と報じた。
ルーカス・エドワード・ニールは1978年生まれの38歳。かつてミルウォール、ブラックバーン・ローヴァーズで長く活躍し、オーストラリア代表でも96試合に出場してきた伝説的なキャプテンである。
2013年にはJリーグの大宮アルディージャでも半年間プレーした。その後はワトフォード、ドンカスター・ローヴァーズに所属したが、昨年からは無所属の状況が続いていた。
イングランドでは15年に渡ってプレーし、その賃金総額は4000万ドル(およそ44.2億円)に至っていたとされている。
しかし、どうやら今回彼はアメリカにおける不動産投資、シドニーでのサッカーコーチング事業などによる借金が返済不可能になっており、1月に英国で破産宣告を受けていたという。
資産の調査については今後行われる予定になっており、ニールは数週間中に英国でヒアリングを受けることになっている。それによって彼の債務が詳細に判明する予定だ。
現段階ではどれだけの資金が彼から回収できるのかは不明であるとのこと。これらの状況が確定するのは早くとも数ヶ月後になる。