『L'Equipe』は「マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFモルガン・シュナイデルリンは、EURO2016の発表に不安があると話した」と報じた。

昨季サウサンプトンで大きな活躍を見せ、2700万ポンド(およそ42.9億円)でマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したシュナイデルリン。フランス代表にも定着し、その前途は明るいものだと考えられていた。

しかし、ユナイテッドは今季も苦しい戦いが続き、優勝争いやチャンピオンズリーグからは早々に脱落してしまう。

さらにレスター・シティのエンゴロ・カンテが台頭したことによって、ポジションが被っているシュナイデルリンが親善試合の招集から外されてしまった。

木曜日に行われる予定のメンバー発表に向けて取材に応えたシュナイデルリンは、イライラした感情もあると認めた。

モルガン・シュナイデルリン

「もし100%楽観視していると言ったら、僕はウソツキになってしまうね。

僕のチャンスは減少しているよ。ただ、何もなくなっているように見えるかと言えば、それもウソだ。

2年間僕はフランス代表のメンバーに入り続けてきた。これは夢だった。したがって、これはまだ僕の頭の片隅にある。

じれったい気持ちを持って、メンバーリストが発表されるのを待っている。何が起こるかを見てみようとね。後悔はないよ。なぜなら、決断は全て監督がやるものだからだ」

「(サウサンプトンからマンチェスター・ユナイテッドに移ってきてどうだった?)

僕のプレーはこんな感じだったね。『いい試合もあれば、悪い試合もある』という。

しかし、もちろんマンチェスター・ユナイテッドでは違うんだ。サウサンプトンではいい試合だったと見られるようなものでも、マンチェスターでは悪いものと見なされる。

契約したときは、全ての試合でプレーしたかった。それはいつだって素晴らしいことだ。だから、僕は全く満足していない。

全然満足できないよ。しかし、これは僕にとって最初の年だ。来季はとても、とても強くなって戻ってくるよ。そう確信している」

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