『Gazzetta dello Sport』は「インテルのロベルト・マンチーニ監督が、倒産詐欺の容疑で告発された」と報じた。
検察官はマンチーニ監督に対して3年半の懲役という実刑判決を求めている。
当該の事件はIMGコストルツィオーニという建設会社の倒産を巡るもので、他に実業家のマルコ・マッツァローマ、ウンベルト・ロレンツィーニ、ステーファノ・ガリアルディらが告発されている。
同社は、2006~2009年の間に人為的に価値を下落させる操作が行われていたとされており、それを首謀したのが上の3名であるという。
グループには最大で200万ユーロの詐欺を行ったという疑いがかかっており、検察官を務めるステーファノ・ロッコ・ファーヴァ氏はロベルト・マンチーニ監督を含めた数名に起訴を要求した。
ただ、ロベルト・マンチーニ監督の関与については、この破産会社の株式を所有していたという間接的なものであるという。
予備審問は5月20日に行われる予定で、マンチーニ監督はそこに出席して証言を行う予定だ。