J2・セレッソ大阪の柿谷曜一朗は15日、キンチョウスタジアムで行われた第13節レノファ山口戦でゴールを決めた。
おっと、3日の松本山雅戦で柿谷が同じようなゴラッソを叩き込んだので一瞬惑わされるが、これは25分に生まれたブルーノ・メネゲウの同点ゴールだ。柿谷に触発されたか、メネゲウもアクロバティックなシュートで移籍後2点目を決めた。
…気を取り直して、こちらが柿谷のゴール。
メネゲウの同点ゴールから2分後、右サイドでボールを拾った杉本健勇とのコンビネーションから抜け出し、最後は冷静に右足で仕留めた。
柿谷にしては“普通”に見えるかもしれないが、絹のように柔らかく丁寧な落としに、リターンを受けた際のワンタッチコントロール、そこからフィニッシュまでの動きは完璧。これが今季4点目のゴールだ。
セレッソはこの試合で先制点を許したものの、メネゲウ、柿谷のゴールで逆転に成功した。しかし、後半、今“勢い”のあるレノファに怒涛の3ゴールを許し2-4で逆転負け。ここ5試合3敗目となり、順位も4位に落としている。