17日、いよいよACLの決勝トーナメントが始まり、FC東京はホームに中国の上海上港を迎えた。

中国勢は今年、前年王者の広州恒大が浦和レッズと同組となったグループステージで敗退するという波乱があった。対照的に、ガンバ大阪、水原、メルボルンと同じ厳しいG組を首位通過したのが上海上港である。

その原動力となっているのがブラジル人FWエウケソン!

ジャクソン・マルティネスら大型補強を敢行し余裕の恒大から“譲り受ける”形で獲得したのだが、皮肉にもその恒大が敗退する一方、上港はエウケソンの活躍などで躍進を見せている。

他にも元ブラジル全国選手権MVPのダリオ・コンカやこの日の試合は怪我で欠場したがガーナ代表FWアサモア・ギャンを擁する難敵だ。

しかし、FC東京は、ACLで恒例?ともなっている微妙な判定に悩まされながらもやってくれた。

前半終了間際、ゴール前の絶好の位置でフリーキックのチャンスを得たFC東京。

ただこのシーンは…

橋本拳人のシュートを、上港の選手が体を投げ出してブロック。その際に上港の選手が手で防いだとして、主審はFC東京にフリーキックを与えた。

しかし、静止画で見ると明らかにペナルティーエリアの中!ハンドと見るかどうかの判断は分かれそうなプレーだが、これを取るのならPKを与えられてもよかったはず…。

しかし、FC東京はこんな“謎”判定にもめげることはなかった!

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