17日、いよいよACLの決勝トーナメントが始まり、FC東京はホームに中国の上海上港を迎えた。
中国勢は今年、前年王者の広州恒大が浦和レッズと同組となったグループステージで敗退するという波乱があった。対照的に、ガンバ大阪、水原、メルボルンと同じ厳しいG組を首位通過したのが上海上港である。
その原動力となっているのがブラジル人FWエウケソン!
[Qoly] その発想はなかった…広州恒大がエウケソンを売却した理由が余裕すぎる https://t.co/M4trZjyK6f
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年1月21日
ジャクソン・マルティネスら大型補強を敢行し余裕の恒大から“譲り受ける”形で獲得したのだが、皮肉にもその恒大が敗退する一方、上港はエウケソンの活躍などで躍進を見せている。
他にも元ブラジル全国選手権MVPのダリオ・コンカやこの日の試合は怪我で欠場したがガーナ代表FWアサモア・ギャンを擁する難敵だ。
しかし、FC東京は、ACLで恒例?ともなっている微妙な判定に悩まされながらもやってくれた。
前半終了間際、ゴール前の絶好の位置でフリーキックのチャンスを得たFC東京。
ただこのシーンは…
橋本拳人のシュートを、上港の選手が体を投げ出してブロック。その際に上港の選手が手で防いだとして、主審はFC東京にフリーキックを与えた。
しかし、静止画で見ると明らかにペナルティーエリアの中!ハンドと見るかどうかの判断は分かれそうなプレーだが、これを取るのならPKを与えられてもよかったはず…。
しかし、FC東京はこんな“謎”判定にもめげることはなかった!