このままでは負けてしまう浦和は積極的に攻めを敢行し、土壇場でゴールが生まれる。右サイドへの長いボールを駒井がヘッドで折り返し、それを李忠成が押しこむ！

これでアグリゲートスコアを2-2とした浦和。さらにその直後、再び李忠成が左からのクロスに飛び込んでシュート！

ところが、後半ロスタイムにコ・ヨハンにゴールを許し、アグリゲートスコアは3-3のイーブンに。これによって試合はPK戦に突入した。

浦和が阿部、遠藤、ズラタンと成功する中、ソウルは3人目のオズマールが枠を外し失敗。心配を呼んだ4人目の森脇も無事成功し、浦和がリードを奪う。ところが、5人目の西川がシュートを止められてしまい失敗。直後のコ・ヨハンに決められ、またイーブンの状況に。

勝負が決まったのは8人目だ。浦和は駒井が右に蹴って止められ、逆に直後のキム・ドンウにはネットを揺らされてしまった。

これによって浦和は最後まで粘ったもののベスト16での敗退が決定。Jリーグ勢はこの時点で全チームが大会を去ることになった。

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