『ESPN』は「イタリア代表FWジュゼッペ・ロッシの代理人は、アメリカを選ばなかったことを後悔していると話した」と報じた。
イタリア人の両親のもと、アメリカで生まれたジュゼッペ・ロッシ。少年時代にパルマの下部組織に入団し、後にマンチェスター・ユナイテッドへと引き抜かれたという経験を持つ。
ユース時代からイタリアを選択し、主力として活躍。2008年にはフル代表にも選出された。
しかし、その一方で大きな怪我に悩まされることが多く、右膝は既に何度も手術を受けている。シーズンの大半を棒に振ることもあり、常に活躍できないことが欠点だった。
今季はフィオレンティーナで出番が減少したことから冬にレバンテへローン移籍。半年間で6ゴールを記録したが、チームが2部に降格したため、イタリアに戻ることが確実視されている。
代理人を務めているフェデリコ・パストレッロ氏は『Radio Bruno』に対して以下のように話し、アメリカを選ぶべきだったという見解を示した。
フェデリコ・パストレッロ
(ジュゼッペ・ロッシ代理人)
「後から考えれば――彼がイタリア代表か、アメリカ代表かを迷っていた時、我々は後者を選ぶべきだった」
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