『Miami Herald』は「ウディネーゼに所属しているコロンビア代表DFパブロ・アルメロは、マイアミのホテルで警察に逮捕された」と報じた。

パブロ・アルメロは1986年生まれの29歳。アメリカ・カリとパウメイラスでプレーした後、2010年にウディネーゼと契約してイタリアに渡ったディフェンダーだ。

2014年ワールドカップではコロンビア代表のサイドバックを務め、日本代表との試合にも出場。大会後にはACミランに貸し出されており、本田圭佑ともチームメイトになっていた。

彼はコパ・アメリカのメンバーからは外れており、マイアミを訪れていたのは休暇中の家族旅行であった。

記事によれば、事件の舞台となったのはマイアミビーチのメトロポリタンホテル。

アルメロと妻は月曜日の夜に飲酒をし、ホテルに戻ったあとに喧嘩となったようだ。激怒したアルメロはホテルに備え付けのバリカンを手に取り、妻の頭髪を刈り始めたという。

妻は火曜日に警察へこの事件を報告し、アルメロは水曜日の朝に家庭内暴力の疑いで逮捕された。現在はマイアミ・デイドの刑務所に拘留されているそうだ。保釈金は1500ドル(およそ16万円)に設定されており、アルメロはこれを本日中に支払う可能性が高いとされている。

なお、妻の訴えによればアルメロは日常的に家庭内暴力を行っているとのことで、今後他の行為についても捜査されることが予想されている。

パブロ・アルメロはフラメンゴ(ブラジル)でプレーしていた際に売春婦とパーティをして逮捕されたことがあり、イタリアでも飲酒運転の検査を拒否して警察とトラブルになった過去がある。

先日はコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエがフランスで逮捕されており、2014年ワールドカップで日本と戦った選手が立て続けに警察のお世話になっている。

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