ブラジル1部サンタ・クルズの指揮官に就任して以来、16試合無敗(9勝7分)と冴えに冴えている前柏のミルトン・メンデス監督。

しかし1日に行われた全国選手権の第5節、同州の宿敵スポルチとのダービーマッチに0-1で敗れ、とうとうその記録がストップしてしまった。

しかも、決勝ゴールを決めたのはこの人!

新潟、浦和、FC東京、セレッソ大阪で活躍したエジミウソン!

33歳のエジミウソンは昨年、J2・セレッソ大阪でプレーしたが今年母国に復帰し、先日、RBブラジウからスポルチに加入したばかり。2試合目での初ゴールがチームを勝利に導く決勝弾となった。

さらに、スポルチの指揮官は2007~2011年に鹿島アントラーズを指揮したオズワルド・オリヴェイラ監督だ。

オリヴェイラ監督は4月26日にスポルチの指揮官に就任したが、以来6試合2分4敗と未勝利で早くも職を解かれかねない状況にあった。つまり、16試合無敗のメンデス監督と6試合未勝利のオリヴェイラ監督、同州の宿敵に身を置きながら全く対照的な両者の対決だったわけだ。

しかし、鹿島でJ1史上初の3連覇を成し遂げたオリヴェイラ監督と、Jで4クラブを渡り歩き、歴代9位のJ1通算111得点を決めているエジミウソン――Jリーグ史上に残る指導者&助っ人の2人が、柏をたった3試合で退任したメンデス監督との“実績の違い”を見せ付け、ダービーマッチでの初勝利を手にしたのである。