『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのインテルは、ラヌースに所属しているパラグアイ代表MFミゲル・アルミロンの獲得を狙っている」と報じた。
ミゲル・アンヘル・アルミロン・レハラ、通称“ミゲル・アルミロン”は1993年生まれの22歳。セロ・ポルテーニョでプロデビューを果たし、昨年アルゼンチンのラヌースへ移籍した攻撃的MFである。
パラグアイ代表でも1試合に出場した経験を持ち、今回のコパ・アメリカ・センテナリオでもメンバーに選出されている期待の若手だ。
そのプレースタイルから、出身国こそ違うものの『NEXTディ・マリア』になる可能性があると高い評価を受けている。
そして、その交渉の鍵になるのは、インテルの副会長を務めているハビエル・サネッティ氏であるという。
この数ヶ月インテルのピエロ・アウジリオSDはミゲル・アルミロンをチェックしており、クラブとの関係を強化している。しかしラヌースは少なくとも数年彼をチームに留めたい意向を示した。
コパ・アメリカ・センテナリオで活躍した場合その価格は高騰することが予想されており、インテルは交渉が難しくなることを警戒しているようだ。
そこでサネッティ氏のアルゼンチンにおける知名度を利用してラヌースを説得しようと考えており、できるだけ早い間に契約をまとめてしまいたい意向であるという。