『Marca』は「フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは、セビージャの監督を務めるウナイ・エメリの引き抜きに違約金満額を支払う」と報じた。
今季フランス・リーグアンを圧倒的な強さで制覇したパリ・サンジェルマン。しかしその一方で、チャンピオンズリーグではまたもタイトルを逃した。
会長を務めるナースル・アル・ハライフィ氏は、『Le Parisien』に対して以下のように話し、改革を訴えていた。
ナースル・アル・ハライフィ
「大きな変更があるだろう。新しいサイクルが開始される。いずれにせよ、このようなことが続けば、頂点に到達することはできない。
マンチェスター・シティとのセカンドレグの二時間前、我々は負けるだろうとわかっていた。選手たちから何かを感じられなかった。戦う準備ができていなかった。私はそうスタッフに通告した。
プレーする前から負けていた。それは誰のせいだ?このようなことは2度と起こしてはならない。
私はすべての結果と能力を分析する。選手、監督、そしてマネージメント。それらを変更する必要がある。3年間彼を支えてきた今、我々は次のシーズンに向けて何をするかを考えなければならない。ヨーロッパで強いチームを作るのだ。
正直なところ、ヨーロッパでの目標は達成できなかった。国内で三冠を達成したが、悪いシーズンだった」
そして今回明らかになったのは、セビージャのウナイ・エメリを引き抜く動きを行っていること。
これまでエヴァートンやレアル・マドリーなどとも接触してきた彼は、ヨーロッパリーグを何度も制覇してきた優勝請負人だ。
パリ・サンジェルマンとも数カ月前から接触が報じられてきたが、今回ついにその違約金となる200万ユーロ(およそ2.4億円)の支払いを準備したという。