『Gianluca Di Marzio』は「イタリア・セリエAのラツィオは、マルセロ・ビエルサ監督からの返答を待っている」と報じた。

記事によればその決定は数日中に行われる見込みで、早ければ来週中にも交渉の成否が判明するようだ。

戦術に対する独特の理論を持ち、「エル・ロコ」(変人)と呼ばれるマルセロ・ビエルサ氏。

守備的なシステムで有名なイタリアでも、サッカー連盟のトレーニングコースでビエルサ氏のメソッドは使われており、表彰されたこともある。

世界的に有名なトップレベルのコーチであるが、今季マルセイユの監督を1試合で辞任してからはフリーの状態となっていた。

そして、ラツィオの会長を務めているクラウディオ・ロティートは、昨季8位と苦しんだチームの再建をビエルサ氏に託したいという意思を持っている。

現在監督を務めているシモーネ・インザーギ氏は4月に就任したばかりの暫定指揮官であり、来季も留任するかは定かではない状況にある。

問題としては財政的な問題であるが、ビエルサ監督が要求している額はそれほど高いものではなく、アシスタントの条件がクリアできれば仕事を受ける可能性はあるとのことだ。

ビエルサはこれまで南米、スペイン、そしてフランスでは指揮してきたものの、イタリアではまだ仕事をしたことがない。もしラツィオに就任すれば、世界のサッカーファンから注目を集めるクラブになりそうだ。

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