『Gazzetta dello Sport』は「マンチェスター・シティのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥレは、中国経由でイタリアに渡る可能性がある」と報じた。
現在インテルを率いているロベルト・マンチーニ監督は、かつての教え子であるやや・トゥレの獲得を熱望していると言われる。
しかしながら、ヤヤ・トゥレの給与と要求される移籍金が高額であり、インテルにとっては手が届かないものだった。
特にインテルはファイナンシャル・フェアプレー制度で監視対象となっているため、利益が確定しない状況で大きな支出をすることは難しい。
しかし、先日株式を売却した中国の蘇寧グループがその解決方法を提供してくれるかもしれないという。
その手法は、まず蘇寧グループが保有する中国超級リーグの江蘇蘇寧がヤヤ・トゥレを買い、そのあとインテルに期限付き移籍の形で貸し出すというものだ。
あるいは、インテルが獲得したあと、スポンサーとしてヤヤ・トゥレの給与を肩代わりするという手法も考えられているという。
記事によれば、これはUEFAの外にクラブがあることからファイナンシャル・フェアプレー制度には引っかからないとのこと。
どちらにしても、中国の資金力がインテルに新たな選択肢を与えることになりそうだ。