ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは「ロリアンからポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロを獲得した」と発表した。
契約期間は2020年6月30日までの4年間。移籍金については非公開であるが、メディアでは1200万ユーロ(およそ14.2億円)になったと伝えられている。
ラファエル・アデリーノ・ジョゼ・ゲレイロ、通称『ラファエル・ゲレイロ』は1993年生まれの22歳。
もともとフランス生まれで国立のクレールフォンテーヌ・アカデミー出身。しかし2013年に父親の出身地であるポルトガルを選び、フル代表にステップアップしてきた選手だ。
170cmと大柄ではないものの、豊富な運動量と機動力を生かしたプレーが特徴で、攻撃力を武器としている左サイドバックだ。カーンでデビューした際にはすぐに最終ラインのレギュラーとなり、2013年に移籍したロリアンでは攻撃力を買われて中盤での起用も多くなった。
現在行われているEURO2016でもポルトガル代表のメンバーとして出場しており、大きな注目を集めている若手選手である。セットプレーも得意で、ノルウェーとの親善試合ではフリーキックを直接決めて話題になった。
[Qoly] ドルトムント、ノルウェー相手に超絶FKの選手を獲得か https://t.co/SxH7OwBaa0
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月2日
彼は水曜日にポルトガル代表から離れてパリでのメディカルチェックに望み、それを通過。本日最終的に契約を結ぶことに成功した。
今夏すでにマッツ・フメルスとイルカイ・ギュンドーアンを売却したボルシア・ドルトムント。
しかしそれからわずか1ヶ月余りの間にウスマヌ・デンベレ(レンヌ)、エムレ・モール(ノアシェラン)、セバスティアン・ローデ(バイエルン・ミュンヘン)、マルク・バルトラ(バルセロナ)、ミケル・メリノ(オサスナ)と若い選手を次々と獲得している。
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