先日、レンヌから超新星と言われるFWウスマヌ・デンベレを獲得することに成功したボルシア・ドルトムント。しかし、さらにフランスから一人の有望なタレントを引き入れるようだ。
『Sport1』は「ボルシア・ドルトムントは、ロリアンからポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロを獲得する可能性が高まっている」と報じた。
ラファエル・ゲレイロは1993年生まれの22歳。ポルトガル人の父親を持つフランス生まれの選手で、クレールフォンテーヌ・アカデミー出身だ。
2008年にカーンの下部組織へ入団し、2012年にトップチームでデビュー。2部リーグで初年度から活躍を見せ、有望な左サイドバックとしての評価を固めた。
次年度にはリーグアンのロリアンへと移籍し、そこでは最終ラインだけでなく中盤で攻撃的な役割も担うようになり、2014-15シーズンには7ゴールを決めている。
元々ポルトガル語はほとんど話せなかったそうだが、2013年にはU-21代表に選出され、その後フル代表にステップアップ。今回のEURO2016にも出場することが決まっている。
先日行われたノルウェーとの親善試合では素晴らしいフリーキックを決め、世界中に驚きをもたらした。
ボルシア・ドルトムントは彼の獲得に向けて移籍金を提示しており、ラファエル・ゲレイロとは原則的な合意を取り付けているという。