21日に行われたEURO2016のグループステージ第3節、クロアチア対スペイン戦。
ともに決勝トーナメント進出を決めていたチーム同士の一戦は、2-1でクロアチアが逆転勝利を収め、グループDを見事1位で通過した。
RESULT
A two-goal comeback win - including a saved penalty - ensures #CRO top Group D! Dramatic stuff! #CROESP pic.twitter.com/bUAS9QLdjc
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年6月21日
スタート7分に先制点を許したクロアチアであったが、前半終了間際にニコラ・カリニッチが同点ゴールをゲット。すると87分にはイヴァン・ペリシッチが強烈なシュートでダビド・デ・ヘアが守るゴールを打ち破り、大会二連覇中のスペインから金星をあげたのだ(ゴール動画はこちら)。
そんなこのゲームでは、試合の流れを大きく左右したシーンがあった。
70分、シメ・ヴルサリコがペナルティエリア内でダビド・シルバを倒してしまい、スペインにPKが与えられたのだ。
キッカーはメンタルの強いセルヒオ・ラモス。しっかりゴールを決め再びリードするかに思われたのだが…GKダニイェル・スバシッチに防がれゴールにはならなかったのだ。
.@SergioRamos' penalty miss...#CROESP pic.twitter.com/Kc4uR6Pu3I
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年6月21日
今振り返ってみると、このシーンからクロアチアは徐々に主導権を掴み返し、ついには逆転するに至った。
クロアチアとしては非常に大きなプレーだったのだが、セルヒオ・ラモスがPKを失敗した背景には、クロアチア側の“チームプレー”があったようだ。