スペインのキッカーがセルヒオ・ラモスだと判明すると、まず動いたのはベンチにいたルカ・モドリッチ。

レアル・マドリーでプレーするモドリッチはセルヒオ・ラモスのPKに関する情報を持っていたようで、すぐさまキャプテンのダリヨ・スルナに伝えたのだそうだ。テレビ中継の映像には、ベンチの方を向いて何かを確認しているかのようなスルナの様子が映っている。

その後、スルナはタイミングを見計らってスバシッチのもとへと駆け寄った。もちろん、モドリッチからのアドバイスを伝えるためだ。

そしてスバシッチは上下に動きセルヒオ・ラモスを撹乱させると、次の瞬間正面に飛んできたキックを見事に防いでみせた。

まさに、選手たちが一丸となって実現させた“チームプレー”である(もちろんモドリッチが具体的に何を指示したかは分からないが)。

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