優勝候補の一つにも挙げられれていた強豪ベルギーを撃破し、EURO2016においてベスト4入りを果たしたウェールズ。
[Qoly] ウェールズの夢継続!スター軍団のベルギーを破り4強へ https://t.co/Gx0ZWGYpz0
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年7月1日
FWハル・ロブソン=カヌが決めた逆転ゴールは世界を驚かせ、スロバキア戦に続く今大会2得点目を記録したが、躍進を見せるウェールズのなかでも存在感を見せるレフティに対してオファーが殺到しているようだ。移籍の噂を『BBC』が伝えている。
もともとはアーセナルのアカデミー育ちのロブソン=カヌは1989年生まれの27歳。プロデビューしたレディング一筋でプレー(ローンを除く)してきたが、今季で契約が満了。
つまり現在の彼は無所属、フリーの状態にあるのだ。
ハル・ロブソン=カヌ(ウェールズ代表FW)
「大会前にもオファーはあったんだ。いい進歩的なクラブからいいオファーがね。だが、待つことにした。
レディングとの契約を満了させる決断を下した。あそこに12年もいた。多くの貢献をしてきたし、自分自身と自分のキャリアにとって最善の決断だと感じた。
(大会後まで待つというのは)人生で最高の決断のひとつになったかもね。
プレミアリーグでプレーしたいという願望は隠すまでもないよ。そこが自分にとって最高の場所なら、そこにいることになるだろうね」
こう述べたという彼はEUROでの活躍により世界中からオファーが来ているとも明かした。
そんなロブソン=カヌだが、本大会前に怪我が懸念されていたことで本大会をベンチでスタートさせた。だが、途中投入されたスロバキア戦で値千金の決勝ゴールを決めブレイク。
本大会で出番を得られるか分からない存在だった彼にとって、待つというのはある種の賭けでもあったのだ。クリス・コールマン監督もこう述べている。
クリス・コールマン(ウェールズ代表監督)
「フットボール界のクレイジーな特徴だよね。どれほど速く物事が変わるのかを表している。
(直前の怪我で)彼は大会を欠場し、来季の契約がないという可能性もありえた。
多くの関心が寄せられていると想像できる。彼はそれに値するよ」
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」