エヴァートンは、スティーヴ・ウォルシュをフットボールディレクターとして招聘したと発表した。
BREAKING: Everton appoint Steve Walsh as Director of Football. Welcome to Everton, Steve. pic.twitter.com/3dWBAEn3Ba
— Everton (@Everton) 2016年7月21日
ウォルシュはレスターでこれまで2期6年に渡りスカウトの責任者やアシスタントコーチを務めるなどしてきた人物だ。
特にクラウディオ・ラニエリ監督とはチェルシー時代にも一緒に働いてきた間柄。昨季大ブレイクしたエンゴロ・カンテを猛プッシュしたのもウォルシュであり、その慧眼は非常に高く評価されている。
他にもリヤド・マフレズやジェイミー・ヴァーディを発掘したほか、チェルシー時代にはジャンフランコ・ゾーラ、ディディエ・ドログバ、マイケル・エシエンらの獲得を推薦したとされている。
また、岡崎慎司の獲得にも関わったウォルシュ。そんな彼はアーセナルにも狙われるなどレスターにとっては超重要人物となっていたのだが、ついに“移籍”が決まってしまった。
スティーヴ・ウォルシュ(エヴァートン新FD)
「私はこのクラブをよく知っている。自分のルーツは(イングランドの)北西にあるからね。
私の兄弟であるミッキーはボブ・ラッチフォードがいた頃のエヴァートンの選手だった。その事実を常に誇りに思ってきた。
それに、随分前になるが私の最初の教員研修はリヴァプール・ホープ大学だった。
このクラブに来ることができて本当に興奮しているし、仕事に取り掛かるのが楽しみだよ」
辣腕で知られたウォルシュの退団はレスターにとって痛恨のはず…。