昨季プレミアリーグから2部へ降格することが決定したニューカッスル・ユナイテッド。サポーターはシーズンチケットをこれまでにないスピードで買い、チームを支える意思を明確にしている。
しかし、ジョージニオ・ワイナルダムがリヴァプールへの移籍を決断するなど、クラブの状況は選手の去就に大きな影響を与えている。
そして現在話題になっているのが、フランス代表MFムサ・シソコの動きだ。EURO2016でも実力を発揮した彼の獲得に向け、多くのクラブが関心を寄せている。
この数日、彼に近づいてきたのはポール・ポグバを失いそうなユヴェントス、そして今夏ファルハド・モシーリ新オーナーが就任したエヴァートンであると言われていた。
しかしながら、『Chronicle』によれば、この2チームのオファーは現在保留されているという。
その理由は、あのスペインの巨人レアル・マドリーが彼の獲得に関心を持っている状況にあるからだとのこと。その入札を待っているため、ムサ・シソコはまだ今季どこのクラブでプレーするかを決断していないようだ。
ニューカッスル・ユナイテッドはシソコの価格を3500万ポンド(およそ48.3億円)と設定している。
ただ、レアル・マドリー側は何名かの選手を提供することで移籍金の値下げを狙っているとのことだが、ニューカッスル側はそれにあまり関心を持っていないようだ。