サンノゼで行われた2016年のMLSオールスターゲーム。今回の対戦相手はアーセナルであった。
結果は1-2でアーセナルに軍配が上がったが、MLS側の得点者はあの人だった。
This guy knows how to score against @Arsenal, huh? #MLSAllStar https://t.co/Jesm9Ryxm2
— Major League Soccer (@MLS) 2016年7月29日
ディディエ・ドログバ!チェルシー時代の盟友であるGKペトル・チェフ相手にゴールを陥れてみせた。
これまでドログバに何度も煮え湯を飲まされてきたアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も、こう讃えるしかなかった。
アーセン・ヴェンゲル(アーセナル監督)
「彼は常に我々を痛めつけてきた。またそれを続けたね。
ハーフタイムに思ったよ。『まだ我々を痛め続けるのか、アメリカでも!』ってね。
ドログバは典型的なゴールを掠め取る選手だ。彼はボックス内であれがやれる。
ボックス内で若いDFたちとやり合っている彼を見て、私は常に危険だなと思っていた。
彼が勝りゴールを決めるであろうことが分かるからね。そして、彼はそれをやった」
一方、アーセナル相手に存在感を見せたドログバは、旧友との対決を楽しみにしてたと明かした。
ディディエ・ドログバ(モントリオール・インパクトFW)
「楽しかったよ。ペトル(チェフ)相手にゴールできたからね。
でも自分のゴールやパフォーマンス以上に大事なのは結果だ。最後の時間帯で負けてしまったのはちょっとがっかりだったね」
チェフ相手のゴールを喜びつつ、勝てなかったことへの悔しさを覗かせていた。ヴェンゲルも「彼は勝者だ。人生の最後までああいう感じだろう」と語ったように、常に勝利を目指すドログバらしいコメントであった。