リオ五輪で日本代表と同グループとなったナイジェリア代表。

今大会はクラブ側に派遣義務がないことから、ナイジェリアも他の代表国同様に有力選手が抜けるなか、オーバーエイジのひとりとしてチェルシーのMFジョン・オビ・ミケルが招集されている。

そのミケルがポケットマネーで代表チームに寄付を行ったようだ。『African Football』のコラ・ダニエルのリポートとして、『Bleacherreport』が伝えている。

これまで当サイトでは何度も伝えてきた通り、ナイジェリアサッカー連盟は深刻な資金難に陥っており、五輪ボイコットさえ囁かれる状況にある。

ダニエルによれば、ある選手がこう明かしたという。

ナイジェリア五輪代表選手

「ミケルはチームに3万ドル(およそ310万円)を寄付した。

ナイジェリアを出発して以降、僕らが(連盟から?)金を受け取っていないことは知っているだろう」

連盟に資金がないためミケルが滞在費?などを肩代わりするような形になっているようだ。

なお、ミケルはリオ五輪に派遣される85人のナイジェリア選手団のキャプテンにも任命されている。

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