『ESPN』は「ボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、移籍マーケットでの過大なお金の流通を危惧した」と報じた。

今夏ドルトムントはマッツ・フメルス、イルカイ・ギュンドーアン、そしてヘンリフ・ムヒタリャンを売却。その代わりにアンドレ・シュールレやマリオ・ゲッツェなどを補強してきた。

しかし、イングランドのクラブやユヴェントスは更に大きな額の投資を行っており、先日はゴンサロ・イグアインが9000万ユーロ(およそ102.7億円)で移籍。さらにポール・ポグバの交渉で提示されているのは歴史上最高額となる1億1000万ユーロ(およそ125.5億円)であるという。

これまで以上に多額のお金が動くマーケットについて、トーマス・トゥヘル監督は「ファンとの関係を失う可能性がある」と警告した。

トーマス・トゥヘル

「マーケットはクレイジーだね。

私の見解では、選手の価格はコントロール不能に陥っている。それは健全ではないよ。

なぜならば、それはスタジアムにやってきて試合を見る人々とは全く関係のないものであるからだ」

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