前線の強力なタッカーを相次いで補強しているドルトムント。

そのなかで“トルコのメッシ”と呼ばれ注目されているのがトルコ代表MFのエムレ・モールだ。

所属していたノアシェランでレギュラーを掴むとプロデビューから半年でEURO2016に向けた代表メンバーに選ばれたエムレ・モール。ドリブル突破を得意とするウインガーで、ドルトムントでの活躍が期待されている。

そんなエムレ・モールはプレシーズンマッチでも早速出番を得ている。

得点はまだないのだが、先日上海で行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップのマンチェスター・ユナイテッド戦で、こんな個人技を見せた。

1-4とリードして迎えた90分、右サイドでボールを持ったエムレ・モールは得意のドリブルを仕掛けると、アドナン・ヤヌザイとルーク・ショウの間を簡単に抜き去る!

この後もエムレ・モールはドリブルを続けペナルティエリア内に進出したが、ピエール・オーバメヤングへのパスはやや反れ得点にはならなかった。

この日の上海は気温34度。対峙していたルーク・ショウが先発出場していたのに対し、エムレ・モールは61分からの途中出場であった。そうしたアドバンテージがあったとはいえ、一流選手相手にも十分通用することを証明してみせた。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手