『Gazzetta dello Sport』は「バルセロナは、ブラジルの3名のアタッカーに関心を集中させている」と報じた。
今季多くのストライカーと噂になりながらも獲得に漕ぎ着けられていないバルセロナ。『MSN』のバックアップとなる選手が必要だと考えつつも、サブ前提のオファーに候補の者が首を縦に振らないという。
ノリート、アテム・ベナルファ、ケヴィン・ガメイロ、ルシアーノ・ビエットらとの接触はすべて失敗しており、先日伝えられたのはマリオ・マンジュキッチという話だった。
しかし、スペイン方面の報道によれば、バルセロナはすでに若手の獲得へとシフトしており、年齢を重ねた選手には関心がないという。
今夏獲得してきたのはサミュエル・ウンティティ、アンドレ・ゴメス、デニス・スアレス、リュカ・ディーニュと若い選手ばかりである。
それは、このところジェレミ・マテュー、トーマス・ヴェルメーレン、アルダ・トゥランなど実績ある選手の獲得が当たっていないことからでもあるという。
そして、現在強く関心を寄せているのは南米の才能であるという。
注目しているのはパウメイラスの『NEXTネイマール』ことガブリエウ・ジェズス、サントスの若きFWガブリエウ・バルボーザ、さらにそのチームメイトであるMFルーカス・リマであるそう。
すでに彼らは欧州の列強から多くの注目を集めている選手であり、2名のガブリエウについてはリオ五輪にも出場することからさらに存在感を高める可能性がある。
しかし、バルセロナは現在の攻撃陣を緩やかに世代交代させていくため、彼ら若い選手たちをチームに引き入れたい意向であるとのこと。