1日、『Africanfootball』は「リオ五輪に出場するナイジェリア代表チームは、またブラジルに飛べずにいる」と報じた。

先月からアメリカ合衆国のアトランタでトレーニングキャンプを行っていたナイジェリア。8月4日に迎える日本代表との開幕戦に向けて準備を進めていた。

しかしその一方で監督が5ヶ月の給与未払いに抗議しており、さらにジョン・オビ・ミケルが自腹で活動費を寄付したという話まで出たほどだ。ちなみに、一旦本人はこれらを否定したものの、メディアは交通費などをミケルが出していると再び報じている。

そして試合を4日に控えた現在、ナイジェリア代表はなんとまだアトランタを出発していないというのだ。

もともとは金曜日にブラジルへと飛ぶ予定だったのだが、ナイジェリアサッカー連盟がそのチケットを調達することができず。

出発は月曜日に延期されたのだが、さらにそれにもチケットは間に合わず。試合2日前となる8月2日に出発することになるという。ちなみに、出発延期の間滞在するホテルがちょっと良くなったそうであるが、お金のかけ方が違うという気もしないでもない。

日本代表はすでにブラジルへと渡り、親善試合も行っている一方で、ナイジェリアは資金不足のために大きな危機を迎えているようだ。

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