プレミアリーグ開幕戦、昨季の覇者レスターが昇格チームのハル・シティに敗れるという番狂わせが起きた。
FULL-TIME Hull 2-1 Leicester
They're back... Hull return to the #PL with a bang, downing the reigning champions pic.twitter.com/ZDkxi7jAV7
— Premier League (@premierleague) 2016年8月13日
ハルはこのところクラブの買収騒動に揺れており、全く補強が進まずにスティーヴ・ブルース監督が先月末に辞任するなど混乱状態にある。
この日も怪我人の影響でMFを最終ラインで使わざるをえなかったのだが、ホームのKCスタジアムで見事な試合をやってのけた。試合後の選手たちの喜びの声を、『ESPN』が伝えていた。
ロバート・スノッドグラス(ハルMF)
「すごい気分だよ。でもこれが新しいシーズンだ。
オレたちは間違いなく昇格したやつらの集まりさ(新加入がいない?)。だが、凄いスピリットを見せつけた。
プレシーズンではタフな時間を過ごした。
選手たちは目の前のタスクに集中したし、これが結束だよ」
カーティス・デイヴィス(ハルDF)
「プレシーズン中ずっとかなりの不満があった。
大事なことは僕らが結束することだった。
僕らには常に一体感があったけど、失うものは何もないと知ることでさらなる後押しになった。
僕らは自分たちのフットボールを楽しんだ。
僕とスノッドは、あれはジオマンデ(のゴール)だと思っている。あんなダブルバイシクルキックは見たことがないね」
失うものは何もないという心意気で臨んでいたという。そして、2人とも「結束」を口にしており、厳しいチーム状況のなかでも一丸となれたことがポイントだったようだ。
ハルの第2戦は敵地でのスウォンジー戦だ。