ポルトガルリーグを3連覇中のベンフィカ。先日行われたトンデラとの開幕戦に2-0で勝利し、新シーズンを白星でスタートさせている。
この試合の2点目となるゴールはなかなか見事だった。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
巧みなタッチのドリブルで3人ものDFを料理し、強烈なシュートを叩き込んだベンフィカの新「8番」。彼は今季ヴィトーリア・セトゥバルからやって来た19歳のMFアンドレ・オルタだ。
André Horta de regresso ao SL Benfica. Bem-vindo! #EPluribusUnum pic.twitter.com/CnQHwTfhwV
— SL Benfica (@SLBenfica) 2016年6月1日
その名から分かる通り、ポルトガル代表MFリカルド・オルタ(今季マラガからブラガへローン)の実弟である。
André Hortaのプレースタイルなど(Qoly独自情報)
1996年生まれの19歳。ポルトガルユース代表経験を持つ小柄なアタッカー。兄リカルドと全く同じようなプレースタイルを持っている。
両足を自由に使う器用さ、そして圧倒的なキレを誇る足技が魅力のドリブラーだ。キックの精度も高く、フィジカル的な脆さを除けばとにかく高いクオリティを備える攻撃的MFである。
ヴィトーリア・セトゥバルでデビュー後、2016夏にベンフィカへ移籍。
ポルトガルの次世代を担う逸材と期待されるオルタ弟。国内スーパーカップに続きこれが移籍後2戦目(リーグでのデビュー戦)だったのだが、挨拶代りの初ゴールとなった。
今季、レナト・サンシェズ(バイエルン)やニコラス・ガイタン(アトレティコ・マドリー)が抜けたベンフィカだが、ルイ・ヴィトーリア監督も「オルタとサンシェズを比べなきゃならん。どちらも違った性質を持っている。オルタの未来はとても明るい」とその資質に太鼓判を押している。
フィジカルモンスターだったサンシェズとはタイプ的に全く異なるが、ファンの新たなお気に入りになるかもしれない彼は今後要チェックと言えそうだ。