『The SUN』は「バイエルン・ミュンヘンのCEOを務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏は、ポルトガル代表MFレナト・サンシェズの獲得の決め手を語った」と報じた。
昨季のベンフィカでデビューを果たしたレナト・サンシェズ。シーズン終了後にはEURO2016にも出場し、ポルトガル代表のレギュラーを獲得したうえ、優勝に貢献するという活躍を見せた。
彼はシーズンがまだ終わらないタイミングの5月10日にバイエルン・ミュンヘンへの移籍を既に決めており、それも大きな話題になっていた。
その移籍金はおよそ3500万ユーロ(およそ39.5億円)と言われているが、全てのボーナスが支払われた場合は8000万ユーロ(およそ90.4億円)を超えるとも。
当然彼を狙っていたクラブは多く、特にマンチェスター・ユナイテッドが関心を持っていたと言われる。
その中でバイエルン・ミュンヘンが早いタイミングで獲得に成功した秘訣について、ルンメニゲCEOは以下のように話した。
カール=ハインツ・ルンメニゲ
「これは途方もない金額のお金だね。そこに議論の余地はない。しかし、私はカルロ・アンチェロッティ監督と3月に会談を行い、合意したのだ。
『彼にリスクを犯す価値はあるぞ』と。
EURO2016で彼は既に見せた。その絶大な力と、18歳でありながらあれだけのパーソナリティを持っていることを。印象的だった。
レナト・サンシェズはEURO2016でよく知られるようになったが、彼は既に我々と契約をしていた。
この獲得レースに勝利したのはなぜか。それは、他のチームが休日に入ろうと計画していたからだよ!」