『FourFourTwo』は「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ポール・ポグバの退団と復帰について語った」と報じた。
2012年にマンチェスター・ユナイテッドをフリーで退団し、ユヴェントスへと移籍していったポール・ポグバ。
それから4年が経ち、今夏は再びマンチェスター・ユナイテッドへと復帰することになった。その移籍金はなんと8900万ポンド(およそ113.4億円)で、「買い戻し」でありながら世界最高額を記録した。
モウリーニョ監督は彼について以下のように話し、退団した際はクラブが必死で残留に努めていたことを知っていると語った。
ジョゼ・モウリーニョ
(ポール・ポグバについて)
「私はその時、彼のことを知らなかった。私が知っていることは、クラブは彼をキープするためにあらゆるものを試したということだ。そして、時に人々は少し不公平だ。
クラブが出来る限りの手を尽くしたことを知っている。サー・アレックスも同じだ。しかし、時に選手、あるいは家族や代理人は違う決断を下すものだ。
しかし、現実に彼は戻ってきた。なぜならこのクラブにポジティブな感覚を抱いているからだ。ネガティブな感情を持って戻ってきたわけではない。感覚と関係がここにある。
彼をここで見るべきだ。4年間チームを離れていた誰かではなく。皆と快適に過ごす男を見よ。
彼はビッグスターになって戻ってきた。彼はスーパースターだ。しかし、スターのように振る舞うことはない。ここを去った子供の頃と同じような態度を見せている」
(移籍金は高額だった)
「移籍マーケットは、誰もが『クレイジー』と思えるようなものになりつつある。数年後には、これは狂ったものではなくなるだろう。
私の仕事はクラブとともに働くことだ。そのためにすべてを捧げている。毎月給与をもらっている。そして、クラブ、選手、ファンのためにベストを尽くす。
クラブにいつも助言したいことは、私が最善だと思えるものだ。サー・アレックスが去ってからのマンチェスター・ユナイテッドの歴史を読めば、このクラブが変化を必要としていることは誰もがわかる。再び正しい方向に歩み始めなければならない。
4名の素晴らしい選手を獲得したことは、15名の凡百よりも良い。我々はその選択をしたし、うまくいけば結果はついてくる」