プレミアリーグ開幕戦でアーセナルを4-3で撃破したリヴァプール。
第2節で昇格チームであるバーンリーと敵地で対戦したが、結果は0-2。まさかの敗戦となってしまった。
FULL-TIME: We're up and running in the #PL! #ClaretsLIVE pic.twitter.com/5kKJeOvoAK
— Burnley FC (@BurnleyOfficial) 2016年8月20日
リヴァプールはキックオフから2分も経たないうちに失点すると、37分にもカウンターから追加点を許すという展開だった。
リヴァプールはアウェイでのリーグ戦ここ11試合でクリーンシートで凌げたのはわずか1試合のみ。一方、バーンリーにとってはリーグ戦でリヴァプール相手に勝利するのは1974年以来のことだった。
そして、この試合ではスタッツ面が話題になっている。『BBC』のデータがこちら。
リヴァプールはポゼッション8割、シュート26本、コーナーキック12本と相手を圧倒。
また、『fourfourtwo』によれば、パス成功数も121本vs758本とリヴァプールが6倍以上の数値を記録。アタッキングサードでのパス数も61本vs371本という圧倒的差がついていた。
なお、リヴァプールのポゼッションは正確には80.6%。これは2003-04シーズン以降のプレミアリーグにおいて、敗戦したチームでは最も高い数値になるという。
80.6% - Against Burnley, Liverpool posted the highest possession figure for a losing side in the PL since 2003/04. Sterile.
— OptaJoe (@OptaJoe) 2016年8月20日
いくらポゼッションしようがパスを回そうが、効果的でなければ何の意味も持たないことがよく分かる結果といえるかもしれない。また『BBC』によれば、ユルゲン・クロップが就任して以降のリヴァプールは失点につながるミスを9つも犯しているそう。これはリーグワースト3位だという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「(ポゼッションでは)我々はうまくやった。だが、結局はそれを活用しなければいけない。
自らポゼッションして苦しむというのは許されない。それは意味を成さない。
(ポゼッションが)欲しくなかったということではない。6,7回はフィル(コウチーニョ)がシュートを打つ位置でフリーだった。
今日はタイミングと判断があまり良くなかった」
リヴァプールはミッドウィークにリーグカップで2部バートン・アルビオンと、週末にはリーグ戦でトッテナムと戦う。開幕から4試合連続でのアウェイマッチとなる。