リオ五輪の男子サッカー。

3位決定戦ではナイジェリアがホンジュラスを破り、見事銅メダルを獲得した。

大幅に現地入りが遅れるなど当初はネガティブな話題が多かったナイジェリア。だが、初戦で日本を5-4で撃破すると、その後は快進撃をみせて3位という結果を残してみせた。

そのなかで、キャプテンを務めた10番のジョン・オビ・ミケルは抜群の存在感を放った。今大会のチームを象徴する存在である彼について、ブラジルメディア『Globo』では、「ナイジェリアのボルト」などとも伝えていた。

そのミケルとチームを率いたサムソン・シアシア監督はメダル獲得の喜びをこう語っていた。

ジョン・オビ・ミケル(ナイジェリア五輪代表MF)

「(準決勝で負けて)僕らはがっかりしたんだ。金メダルを懸けてプレーするのを夢見ていたからね。

でもとてもいいプレーをしたこのチームをとても誇りに思っている。

僕らには素晴らしい監督もいる。チーム全体を本当に誇りに思う。素晴らしい未来があるよ。

この銅メダルを勝ち取れたことは名誉だ。僕らにとっては金メダルのようなものさ」
サムソン・シアシア(ナイジェリア五輪代表監督)

「選手たちは素晴らしい仕事をした。夢が実現するのを目にした。この子たちは素晴らしかった。

銅メダルを勝ち取ることは簡単ではない。我々は幸せだし、この瞬間を祝い楽しむよ。

もてなし、応援、インフラ、ブラジルは素晴らしかった」

ナイジェリアはこれが今大会初のメダル獲得。監督や選手たちの思いもひとしおのようだ。

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