なぜリヴァプールを欲しがる?
光大グループは今年五月、スポーツメディア企業のMP & Silvaを通じてBaofengとの提携を行い、上海に投資ファンドを設立した。
英国に拠点を持っているMP & Silvaは、中国の大きなマーケットで新たな収益を得たいと考えている。プレミアリーグは巨大な放映権収入があり、リヴァプールは世界9番手の収益を持っているクラブだ。
中国も現在プレミアリーグへの投資を急速に進めている。アストン・ヴィラ、ウォルヴァーハンプトンがすでに中国に引き継がれ、WBAももうすぐそうなる。マンチェスター・シティの株式の一部も中国の手の中だ。
[Qoly] アストン・ヴィラを買った中国人実業家は何者か? https://t.co/Gzrf5iGHSM
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年5月20日
筆頭ではなく、少数株主としてでも投資する?
可能性はなくはない。フェンウェイ・グループはクラブの売却は否定しているが、少数株主の投資と言う点には考えをオープンにしている。
ただ、現段階ではそのオファーは存在しないと発表されており、今のところそれらの提示があってもゴミ箱行きだとは宣言されている。
今後何が起こる?
それこそが肝心な問題だ。フェンウェイ・グループが中国からの関心を迅速に否定したことは興味深い。
我々はこれまでリヴァプール買収の噂を何度も何度も聞いてきた。しかし、それはなにも結実することはなかった。
サポーターにとっては、とにかく様子を見るしかないだろう。隔靴掻痒の感は免れない。